第一回、ユニセフペディション

団員レポート

JH8SLF 平田 智子

1.初めての海外旅行

今回のタイ訪問は、私にとって初めての海外旅行でした。
 8月5日、不安と期待のいりまじった気持ちで初めての海外旅行に出発しました。長時間の飛行で、 かなりの疲れもありましたが、タイに着いてからは、見るものすべてが珍しく、しばらく興奮気味だ ったのを覚えています。タイに着いてからは、、ハードスケジュールで忙しく、時差を感じるひまも ないほどでした。
 でも、帰国して3週間ほどは、どっと疲れが出たのか、体調不調が続きました。15日間という 日程の中で、無線を通してのユニセフ広報活動、そして私たちの研修、さらに旅行を楽しんだので すから、忙しいのも無理はないと思います。その時はつらくても、今考えてみますと、この忙しか った15日間は、本当に充実した毎日だったのでしょう。
 日本とは違う生活の中に入ってみて、タイの素晴らしい文化に驚いたり、日本のよさも良くわか ったような気がしました。毎日食べ飽きていた日本食も、すごくなつかしく感じられました。おな かをこわし、腹痛に苦しんだことも、今考えてみれば、なつかしく思います。
 同行した方々や、タイのハム、在留日本人の方々に助けられて、なんとか15日間を過ごせまし た。
 初めての海外旅行が、ボランティア活動に参加できたことを、本当に嬉しく思います。私たちの 小さな活動が、大きな輪に広がってくれることを願っております。

2.HS0JUAの運用

 今回のタイ訪問の最大の目的は、世界のアマチュア無線家にユニセフを知ってもらい、開発途上 国の子供達を援助してもらうことです。
 タイアマチュア無線連盟会長のカムチャイさんの無線設備はとってもりっぱなものでした。設備 を見せていただく前は、何千局もの交信は、本当に出来るのか心配していました。しかし幸いなこ とに3,000局との交信成功、無事目的を達成することが出来ました。
 この無線局の運用には、交信は英語かタイ語でするという制限がありましたので、これ も大きな心配の一つでした。英語の不得意な私は、出発前からこのことを気にしていました。ドキ ドキして、マイクの前に向かい、「QRZ QRZ This is HS0JUA 」と声を出 してみます。するとワッと日本の皆様から声がかけられます。上がってしまった私は、「はい了解 です。・・・・」とついうっかり日本語が出てしまいます。相手が日本人だとわかっていても片言 の英語でしか話せないのです。でもタイのルールを守らなければ、カムチャイさんにも迷惑をかけ るかもしれません。
 時々「もっと上手にやって!」 と野次が飛んだりします。そんな時は、どっと汗が流れ出ます 。「ご苦労さん、頑張って下さい。」とやさしく励まして下さるOMさんもいらっしゃいました。 ありがとうございました。
 4日間のHS0JUAの運用は、私のハムライフの中で、もっとも素晴らしい日々でした。
 私たちのオペレートは、皆様の期待には応じられませんでしたが、ハムの仲間にユニセフの活動 を知っていただくよい機会であったと思います。私たちハムの力が、開発途上国の子供達のために 少しでも役立ちますことを願っております。

3.タイの学校体験入学

 8月11日、私たち3人の高校生は、タイの高校に体験入学をしました。片言の英語を通しての 交流でしたが、タイの皆さんも、やさしくて明るい人達ばかりで、とても楽しい一日でした。
 大学の付属高校ということもあったのでしょう。とてもレベルの高い勉強でしたし、生徒も先生 も一生懸命でした。教科ごとに、生徒が教室を移動して行きます。休み時間はないので、みんな急 いで次の教室へ移動して行きます。
 1日8時間の授業で、午後4時半でなければ下校できないとのことで驚いてしまいました。これ は、男子が、金曜日の午後、軍事教練があるため、つめているのだそうです。
 でも、学校全体の雰囲気は、日本の学校のような忙しさはなく、ゆっくりした感じです。特に昼 休みは、校内の売店で、アイスクリームやコーラ、おやつを買って、みんなで楽しんでいました流 。
 案内していただいた、スリパンさん、スパラさん、チャダポンさんの3人にはとてもお世話にな りました。今度は、私たちの国、日本を案内してあげたいものです。

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